クリニックでの乾燥毛穴の治療法 って、どんなもの?②【医師監修】

毛穴が開く原因に、乾燥があります。

乾燥毛穴を解決するのに、なかなかホームケアでは思うようにいかないとお考えのあなた。美容皮膚科クリニックで、安全にケアをしたいとおもいませんか?

今回は、クリニックで乾燥毛穴の治療方法についての第二弾の特集です。

前回の第一弾では、ケミカルピーリングなどがクリニックで効果的でしたね。

今回もさっそく、見ていきましょう。

目次

・乾燥毛穴の引き締め治療法 

・フォトフェイシャル :ライムライト

・フラクショナルレーザー

・クリニックで毛穴をキレイにするには

・ライムライト(フォトフェイシャル )

乾燥毛穴の引き締め治療法 

今回は、レーザーでの乾燥毛穴の引き締め治療法 をご紹介していきます。

フォトフェイシャル :ライムライト

毛穴の開きには、フォトフェイシャルを行っているクリニックもあります。

フォトフェイシャルは、1998年にアメリカ・カリフォルニア州で開発されて以来、世界各国で効果が認められている治療法です。 

フォトフェイシャルでは、光を顔全体に照射します。

フォトフェイシャルの光は幅のある光で、単一の波長のレーザーとは異なり、肌への痛みやダメージも少ないのが特徴です。 

フォトフェイシャルでは、ライムライトが有名ですね!

フォトフェイシャルの光がトラブルの元であるメラニンやヘモグロビンなどに当たると、光のエネルギーが熱に変化し、肌の細胞に刺激を与えます。

トラブルの元になっている部分にだけ刺激を与えるので、肌を傷つけることはありません。 

フォトフェイシャルであるライムライトは、お肌を傷付けることなく、治療できます。

肌のターンオーバーを促進してしっかりと潤いのある肌を作っていくのと同時に、コラーゲンなど肌に有効な成分を作っている繊維芽細胞の働きも活発になり、肌のキメを整え、ハリのある肌へと導きます。 

フォトフェイシャルを行う際は、洗顔をしてメイクや皮脂の汚れを落とします。

肌を保護するためのジェルを塗り、顔全体に光を照射します。

施術後には、顔全体を冷やす処置を行います。施術当日からメイクも可能です。 

フラクショナルレーザー

細いレーザーを広範囲に照射して、皮膚に網の目状の微細な穴を開け、皮膚を活性化させる治療がフラクショナルレーザーという治療法です。 

コラーゲンを増やす効果もあることから、毛穴開きの改善にも効果が期待できます。 

また、フラクショナルレーザーではニキビ跡など「瘢痕化」している部分も、一度破壊して正常な細胞に生まれ変わらせる事が出来るため、クレータータイプの広がった毛穴も解消していくことが可能です。 

フラクショナルレーザーとして利用されるレーザーには色々な種類がありますが、レーザーの種類によって肌内部への到達度合いなどが変わります。 

フラクショナルレーザーは、痛みとダウンタイムの長さが伴います。

痛みがどうしても気になる場合は、表面麻酔をしてから行うことも可能です。

施術後、照射箇所にガーゼを当てたり、軟膏を使う必要もありません。 

照射後1日程度は肌に赤みを感じることもありますが、他のレーザー治療と比較して、ダウンタイムは短めです。1〜2ヶ月に1度、3回以上施術を行うことで、効果が期待できます。 

まとめ 

乾燥による毛穴の開きが目立ってきたら、自分でもできる毛穴対策を行いましょう。

改善が見られない場合は、クリニックや皮膚科の毛穴治療を検討してみるのもおすすめです。 

単独で行うより、組み合わせることで、より効果が期待できる治療もありますので、クリニックで毛穴の状態から相応しい治療法を提案してもらってください。

クリニックで毛穴をキレイにするには

ライムライト(フォトフェイシャル )

光治療器

光治療器を使用した治療光は、520~1,100nmの幅の広い波長の光を顔全体に照射することで、肌の色調トラブル(シミ・そばかす・くすみ・赤ら顔・ニキビ跡の赤み)や質感のトラブル(小ジワ・毛穴の開き・ごわつき)などのトラブルを同時に改善することができます。
こうした様々な症状を同時に改善するため、肌の印象が向上し、ハリのある若々しい肌へと導きます。
日本人の肌を考え、日本人医師により開発された様々な肌トラブルを解消するのに最適な光線治療を当院ではご提供いたします。特に、日本人に多いシミ治療に高い効果を発揮します。それにより、光治療器はフォトフェイシャルに比べてより効果的な治療が出来るというメリットがあります。 フォトフェイシャルは白人向けに開発された機器のため、メラニンが比較的多い日本人の場合、強く照射を行うと赤みが強く生じたり、痛みが出るといった デメリットがありました。当院の光治療器は開発当初から日本人向けに作られているため、メラニン量が多い方でも十分な効果と安全性が両立されたのです。
お顔全体に皮膚保護のジェルを塗布、シミの種類やお肌状態に合わせて、照射レベルを調整しながら照射します。痛みはほとんど感じない方が多いですが、痛みに弱い方でも輪ゴムをパチンと弾く程度です。また施術後はお化粧をしてお帰りいただけます。
シミやソバカスは、反応で薄いかさぶたを生じる事がありますが、1週間程度で自然に剥がれます。

治療間隔

光治療器による美肌治療は、複数回の治療を継続することにより、お肌が改善していきます。治療回数は2~4週間間隔で5回を1クールとしておりますが、肌質・症状により異なります。お肌の状態に合わせて、適切なペースを診察時にお伝えします。1~5回はシミを薄くする期間と考え、その後は若返り効果&維持で月に1回ペースの照射が理想的です。フェイス以外(首・デコルテ・手・背中)の照射サイクルは、1ヶ月に1回が目安となります。

禁忌・注意事項

  • 照射時は輪ゴムではじかれたような痛みがあり、表面麻酔も有料で行うことができます。
  • 照射後は少し火照ったような感じがし、一時的に治療部位とその周辺が腫れることがあります。
  • 照射した部位はかさぶたになりますが、約一週間で自然にはがれます。無理に刺がさないようにお願いします。
    かさぶたが取れると赤みのある新しい皮膚ができています。色素沈着の予防のために紫外線予防をし、直後の日焼けは避けてください。
  • この治療の合併症として一般的には水疱、瘢痕形成、色素脱失などがあります。
  • 治療後に痛みの持続、びらん、水膨れなどを感じた場合には、速やかに当院に連絡し、その指示に従ってください。
  • 光線過敏症の方(副作用に光線過敏のある薬を使用している方)、激しい日焼け直後、皮膚に無治療の病変がある方、てんかん発作の既往がある方は施術を受けられません。

※また、安全のため、他院での既往歴をスタッフまでお伝えください。

光治療器
費用 1回19,800円(税別)
費用 3回セット53,460円(税別)
費用 5回セット79,200円(税別)

※通常のピーリング+イオン導入は、光治療器と併用すると10,000円でご利用いただけます。

やさしい美容皮膚科・皮フ科 秋葉原院

診療時間

 
11:00~20:00

住所:東京都千代田区神田佐久間町2-18-5 アークビル5F

「秋葉原駅」徒歩1分

電話番号:03-5825-5899