乾燥肌の予防とケア~どうにかしたいカサカサ肌【医師監修】

身体が乾燥して、顔もマスクで乾燥してしまう。この季節は特に乾燥肌にお悩みの方が少なくないのでは? 

乾燥肌は放っておくと深刻な状態を招くこともあります。

最近マスクを毎日しているせいか、肌が乾燥しています。

乾燥肌を放置しておくと、症状が悪化してしまうことがあります。意識してケアをする必要があります。

【目次】

・どうして肌は乾燥するの?~ 乾燥肌の原因  

・マスクをすると乾燥肌に?

・1日で一番乾燥する時間は?

・乾燥肌の予防と対策

        

「降り注ぐ天使の梯子と朝靄」の写真

どうして肌は乾燥するの?

原因としては、暖房や冷房による肌の乾燥、そして寒さで血流が悪くなり皮膚の代謝が低下してしまう。肌への刺激でバリア機能が弱めてしまうことなどがあげられます。

また、年齢を重ねると、表皮の角質層の水分保持機能が低下するため水分が減少し、皮膚のバリア機能が十分に働かなくなることがあります。

バリア機能とは細菌や汚れ、紫外線や乾燥などさまざまな外的要因から身を守り、また体内の水分などを外に出さないという働きをするものです。

それが弱って皮膚の表面の水分が損なわれると表皮が乾燥し、かゆみが起こります。その痒みは湿疹となり、皮膚をかいてしまうことにより、さらにかゆみを引き起こしてしまう悪循環を招いてしまいます。

マスクをすると乾燥肌に?

マスクなど、肌に触れあうものが刺激となって、バリア機能を弱めてしまうケースもあります。

マスクの場合は、吐いた息が水蒸気となり、マスクを外したときに蒸発するので肌の水分も一緒にもっていかれてしまい乾燥してしまいます。そうなると肌は赤くなったり、痒くなったりします。

乾燥肌をそのまま放置しておくと症状が悪化したり、ひび割れした皮膚から細菌が体内に侵入して増殖してしまう恐れもあるので、意識してケアすることが大切です。

「花粉症でくしゃみが止まらないマスクをした女性」の写真[モデル:茜さや]

1日で一番乾燥する時間は?

一日で一番肌が乾燥しやすいのはお風呂上りです。

お風呂上りは急速に肌の乾燥がすすみます。

タオルなどでむやみにこすって皮膚を刺激することは避け、浴室から出たらすぐに保湿をしましょう。

乾燥肌の対策と予防

日々の食事と適度な運動、自分にあっている保湿ケア

乾燥肌の予防や改善のためには、栄養バランスの良い食事をとり、血流を促すための適度な運動をするなど、規則正しい生活を心がけてください。

運動は、散歩のような軽く汗をかく程度の活動を週2回、各15分程度で効果があるとされています。

また水分補給も大切ですので、できれば外出の際もマイボトルを持参して、常温の水か、白湯を少しずつこまめに摂取するようにしましょう。

保湿剤は液体ローション、クリーム、ジェル、軟膏の順で保湿が高くなっていきます。使いやすさや効果で選んでいいと思いますが、使用前には必ず少量試してみて、ご自身の肌に合わないようなら他のものに替えましょう。

お風呂上りは1日で1番乾燥しやすい時間、入浴の際は保湿成分が配合されている入浴剤を使うのもおすすめです。体を洗うのもナイロンタオルは避け、手で洗うようにしましょう。お風呂上りは時間との戦いです。素早く保湿しましょう。

乾燥肌にはプラセンタがお勧めです。プラセンタは肌のトラブル改善のみならず、血行が良くなり、肩こりが緩和されるなど幅広い効果が期待できるので、定期的にプラセンタ注射をうけるのも良いでしょう。乾燥しにくい肌になっていきます。

今は、肌に関して多くの情報が飛び交っていますが、体調や皮膚の状態は一人ひとり違うもの。ご自身にあったケア方法を迷った時は、専門の皮膚科クリニックご相談ください。

やさしい美容皮膚科・皮フ科 秋葉原院

プラセンタ注射
費用 1アンプル1,500円(税別)
費用 5アンプル6,750円(税別)
費用 10アンプル12,000円(税別)
顔プラセンタ
費用 ほうれい線18,000円(税別)
費用 頬18,000円(税別)
点滴オプション
プラセンタ+1,500円(税別)
ビタミンB1+1,500円(税別)
ビタミンB2+1,500円(税別)
ビオチン+1,500円(税別)
αリポ酸+1,500円(税別)

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