もうシミは絶対つくらない!!日焼け予防でシミを予防する方法[医師監修]

シミの原因として1番に思いつくのが日焼け。夏に日焼けをすると秋にはシミになっていた、なんてよくある話です。しかし、シミがあるだけで、見た目の年齢はグっと上がり老けた印象になってしまい、清潔感も失われてしまいます。日焼けでシミを作らないために、正しい知識と対策をしっかりと知っていれば、シミになる確率もグッと下げることができます。 しっかりと効率よく紫外線対策をして、紫外線に負けない、シミを作らせない肌を作り、シミのない清潔感のある透き通った美白肌を手に入れましょう!

目次

・ 日焼け予防をする前に日焼けの基礎知識

・シミだけじゃない。こわ~い日焼けの影響。

・日焼け予防の方法

・日焼けをしてしまった時の対策

・シミになってしまった!そんな時の対処法

平日はオフィス仕事で外にでないので、夏の朝だけ日焼け止めは塗っています。

実は、日焼けの原因となる紫外線は夏だけでなく、年中降り注いでいるのです。 自分の肌を紫外線から守るためにも、1年中紫外線対策を怠らないことがとても大切です 。

・ 日焼け予防をする前に日焼けの基礎知識

紫外線=夏というイメージがありますが、実は紫外線は1年中通して降り注いでいます。太陽の高度が高くなれば紫外線も多くなるので、夏は一番多く紫外線が降り注ぐ季節になります。

特に紫外線量が多くなりはじめるのは、地球の真横から太陽が降り注ぐ3月~4月頃で7月~8月にかけてピークを迎えます。9月になると徐々に下がりはじめ、冬になると紫外線の量はグッと少なくなりますが、全く降り注いでいないというわけではないのです。 紫外線は1年中降り注いでいて、さらに窓ガラスを通過するので紫外線対策がとても重要になります。

私たちの肌は一年中紫外線を浴びていることが、お分かりになったかとおもいます。

シミ対策としてのUVケアは季節にかかわらず常に心がけたいですね。

「真夏日の日差しと青空」の写真

・シミだけじゃない。こわ~い日焼けの影響。

肌の老化は加齢よりも、紫外線による「光老化」の影響が、なんと8割も占めているといいます。 「光老化」とは、太陽の紫外線を長期間、無防備に浴び続けることにより、皮膚にシミ、シワ、たるみなどが現れる老化現象のことで、皮膚がんが生じることもあります。

紫外線の種類

地表に届く紫外線には、波長の長さの違いで、波長の長いU‌V-Aと短いU‌V-Bの2種類があります。

U‌V-A

地表に届く紫外線のほとんどはU‌V-Aです。これは「真皮層」と呼ばれる肌の深い部分まで届き、メラニン色素に作用します。肌が褐色になったり、シミの原因になるほか、タンパク質を変性させて、シワやたるみの原因となります。 ガラスや雲を通り抜ける性質を持ち、知らないうちにしわやたるみ、シミを引き起こします。 UVAは5月から8月が最も紫外線量が多く、冬も半分までしか紫外線量は下がりません。


年間を通して注意しなければならない紫外線なので、日焼け対策を怠っているとダメージが蓄積されていきます。

U‌V-B

赤く炎症を起こさせる日焼けと、肌が黒くなる日焼けの両方を引き起こす波長の短い紫外線です。 U‌V-B は皮膚の表面(表皮)までしか作用しませんが、肌が赤くなりヒリヒリする日焼けを起こします。 皮膚表面の細胞に直接ダメージを与えるため、肌のバリア機能を低下させ、水分保持機能を失った肌は乾燥するようになり、肌荒れを起こします。
赤く日焼けした後に皮が剥けるのは、損傷が激しくて皮膚が細胞を修復できないからです。 また、ビタミンDの合成も、U‌V-Bの作用です。

UVBは4月頃から徐々に増え始め、7月~8月にピークを迎えます。
9月以降は徐々に弱まり、冬になると夏の3分の1ほどの紫外線量になります。

シミだけじゃなくてなくて、シワやたるみの原因にもなるのなんてショックです。

皮膚の老化の約8割は紫外線によるもの。 紫外線対策はとても大切ですね。

もう絶対に日焼けをしたくありません!日焼け予防方法を教えてください。

・日焼け予防の方法

紫外線を防ぐことは日焼けを防ぐこと、皮膚の老化を促進させないためにも紫外線を遮断することは多いに必要です。しかし、塗るサンスクリーン剤の日焼け止めだけに安心してしまい、日に当たってしまいがちにならないようにしましょう。最近、話題になっている”飲む日焼け止め”を併用したり、メラニン抑制力のある点滴や内服、日傘や帽子を活用するなどして、光老化からお肌を守りましょう。

日常の紫外線対策

まず大切なことは、1年中通して日焼け止めをきちんと使用することです。朝起きて洗顔後に、露出されている部分に日焼け止めを塗りましょう。
出かける時は、つばのある帽子をかぶったり日傘をさしたり、 歩行時は、なるべく日陰や地下道を選んで歩いて 直接紫外線に当たらないよう紫外線対策を行います。洋服は夏の色「白」はおすすめ出来ません。 白は黒の4倍の紫外線を透過するといわれています。

日焼け止めクリームを塗るだけで安心して紫外線を浴びていたらダメなのですね!

そうなんです日焼け止めクリームだけでは十分とはいえません。

帽子をかぶったり日傘をさしたり ということも大事なんですね。

防止などの日焼け対策も合わせてしましょう。

「麦わら帽子で日焼け対策」の写真

日焼けをしてしまった時の対策

紫外線に負けない体をつくる~インナーケア~

白玉点滴や美白内服を取り入れると、強力な紫外線予防ができます。また日焼けをしてしまった後のアフターケアとしても効果的です。

白玉点滴とは、強力な抗酸化作用やメラニン生成抑制作用のあるグルタチオンが主成分の点滴です。点滴することによって血管を通して体全体に行き渡り、シミの元となるメラニンの生成を抑制し、非常に高い抗酸化作用で活性酸素を除去してくれます。その結果、シミやくすみの予防、改善に繋がります。

日焼け止めを一切使用せず、紫外線を浴びた場合、6時間~12時間でシミの原因となるメラニンが生成されるというデータがあります。 メラニンの生成後、シミになるまでに大体2日~3日かかると言われています。シミになるその前に白玉点滴でケアをしてメラニンを抑制しましょう。

白玉点滴
費用 1回5,000円(税別)
費用 5回22,500円(税別)

禁忌事項および注意点

  • G6PD欠損症の方;G6PD欠損症の方がこの治療を受けると溶血発作を起こす危険性があります。日本人の0.1~0.5%に存在すると報告があります。
  • 腎機能が低下している方
  • 高度の心不全や不整脈のコントロールが出来ていない方
  • 脱水症状の強い方
  • 妊娠中の方
  • グルタチオンやビタミンCアレルギーの方

日ごろから、メラニンをつくるメラノサイトの活性化を抑えるトラネキサム酸やメラニン生成を抑えるビタミンC などの内服を飲んで メラニン生成を抑制をして、しみ・そばかす・くすみを改善 していれば、より 美白・肌の透明感をアップが期待できて、紫外線に負けない肌を作りができます。

美容基本セット:12種類(トランサミン量が患者さんにより違います)
30日分
・トランサミン 1日2回朝夕
・シナール(VitC) 1日3回朝昼夕
・ユベラ(VitE) 1日3回朝昼夕
・フラビタン(VitB2) 1日3回朝昼夕
・ピドキサール(VitB6) 1日3回朝昼夕
7,300円
30日分
・トランサミン 1日2回朝夕
・シナール(VitC) 1日3回朝昼夕
・ユベラ(VitE) 1日3回朝昼夕
・フラビタン(VitB2) 1日3回朝昼夕
・ピドキサール(VitB6) 1日3回朝昼夕
※美白セット:トランサミンが服用できない方など
7,800円
30日分
・タチオン 1日2回朝夕
・Lシステイン 1日3回朝昼夕
・シナール(VitC) 1日3回朝昼夕
・ユベラ(VitE) 1日3回朝昼夕
6,200円

☘この記事の医師監修

         やさしい美容皮膚科・皮膚科秋葉原院 院長 宇井千穂先生

やさしい美容皮膚科・皮フ科 秋葉原院
診療時間  
11:00~20:00