【医師監修】中高年によくある老人性乾皮症と皮脂欠乏性皮膚炎とは?

年を重ねるにつれて、皮膚も年をとってしまいます。 皮膚の老化現象として顕著に表れるのものに、乾燥があります。 

老人性乾皮症について、前回は特集しましたが、今回は、その続きをまとめてみました。


目次

・ 老人性乾皮症とは?

・ 老人性乾皮症のまとめ

・ 老人性乾皮症が悪化するとどうなるの?

・ 皮脂欠乏性皮膚炎 とは?

・ 皮脂欠乏性皮膚炎への対策は?

年をとると乾燥しやすくなるんですね。

だれもが通る道ですから、どのようなことか、知っておきましょう。

老人性乾皮症とは?

老人性乾皮症は、年齢により表皮の角質層の水分保持機能が低下するため、皮膚の水分が減少し、皮膚のバリア機能が損なわれてしまっている状態です。

そうして乾燥した症状を老人性乾皮症というのです。 

皮膚のバリア機能が低下した状態なんですね。

老人性乾皮症の原因をみてみましょう。

老人性乾皮症のまとめ

その原因は皮脂や角質層の細胞間脂質であるセラミドなどや天然保湿因子が加齢により低下してしまうために起こるのです。 

そうして皮膚の表面に水分が損なわれると、表面がカサカサし、細かいシワとひび割れが出来てしまいます。 

それによって、皮膚がかゆくなってしまう現象がおこります。これは皮膚が乾くことにより、刺激にも敏感になってしまうためです。 

お肌の保湿は大切なんですね!

老人性乾皮症が悪化するとどうなるの?

そのようにバリア機能が低下し、ひび割れが出来てしまうと皮膚内部に細菌などが入り増殖してしまうこともあるのです。 

そうしてできたかゆみは湿疹となり、皮膚をかいてしまうことによって、また痒みを引き起こしてしまうという悪循環を生み出す、皮脂欠乏性皮膚炎を引き起こします。

この皮脂欠乏性皮膚炎は高齢者の方にとても多い疾患です。 

掻きむしったりして治りが遅い場合は、皮膚科を受診してみましょう。

皮脂欠乏性皮膚炎 とは?

皮膚がもともと弱くてアトピー性皮膚炎をベースに持っている方などや、刺激を受けやすい部位(例えば腰や足など)に起こりやすく、日に何度も手洗いをする職業や習慣を持つ方にも出やすい疾患です。 

日々、保湿剤でケアすることが大切ですね!

皮脂欠乏性皮膚炎への対策は?

・1日で1番乾きやすいお風呂上りにきちんと保湿をする。

・タオルなどでむやみに皮膚をこすって刺激しないようにする。

・こたつなどに入りっぱなしにして乾燥を増長させない

などの日頃の対策が大切です。 

クリニックでイオン導入を受けるのも良いですね!

イオン導入

イオン導入とは、ビタミンCやプラセンタのような有効成分を皮膚の奥に浸透させる方法です。
皮膚からは吸収しにくい浸透性の低い水溶性の成分を微弱電流で流して、イオン化することにより、皮膚の深部まで浸透させていきます。
ビタミンCやプラセンタなどの有効成分をイオン導入で顔に直接導入した場合、ただ化粧水を塗るケアに比べ、肌への浸透を飛躍的に高めることができます。
その浸透力は化粧品やサプリメントで得られる効果の30倍~100倍とも言われており、しみやしわを改善したり、瑞々しい肌を取り戻すことができます。

禁忌事項

  • 妊娠・授乳中の方
  • 皮膚がんの方
  • ペースメーカー使用中の方
  • てんかん、心臓疾患の既往のある方
  • 施術時は、全ての金属製アクセサリーを外してください。
  • 一時的に肌が赤くなることがありますが、通常は数時間から数日で落ち着きます。赤味が長引いたり、かぶれが生じた場合には必ず医師にご相談ください。

イオン導入
費用 1回7,000円(税別)
費用 3回セット18,900円(税別)
費用 5回セット28,000円(税別)
ピーリング+イオン導入
費用 1回14,000円(税別)
費用 3回セット37,800円(税別)
費用 5回セット56,000円(税別)
パック
モイスチャーパック(美容液お持ち帰り)+3,000円(税別)
ホワイトパック(美容液お持ち帰り)+3,000円(税別)
お持ち帰り用ビン+300円(税別)

やさしい美容皮膚科・皮フ科 秋葉原院

診療時間

 
11:00~20:00

住所:東京都千代田区神田佐久間町2-18-5 アークビル5F
「秋葉原駅」徒歩1分

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